2007年 10月 12日
制作思考-計画と設計 |
現況図の上に一本の線を加えることで自然界のバランスを壊し破壊へと導くこととなり、また一塗りの色が景観を醜くし落着かない空間にしてしまうことがある。多くの線と手の混んだ色使いが何時の世でも斬新と評価を受け、喜ばれることが多かった。設計料は総工費の何%と何人工掛かったかで算出される。複雑な作業と資材を多く設計折込みすることでコンサル業が成り立ってきた。しかしパブリックでの計画と設計には、ソノ計画箇所では何も加えたり引いたりしない判断を必要とする時がある。その判断に行き着く場合、一枚も図面が起こされない場合でも、設計料が支払われるべきである。ソノことによって適格な判断がなされ、より多くのモノが救われる。そのことは後の生命体に対する責任ある行動だと思う。手を付けてはならない問題点を少しでも見つけたなら、これからは、そうすべきだと考える。 広場のプラン図
by yama3-blog
| 2007-10-12 02:01
| 制作思考