2007年 01月 10日
個展・展覧会-星野道夫展を観て |
動植物の生きる領域とそこに住む人々を観続けた星野道夫と云う人の息遣いが伝わって来る。
陽光のシャワーは大木の繁る森の奥深いところまで降り注ぐ。根元には青く輝く苔が地表を被い、大木の幹までも青くしている。所々に、淡い緑色をした羊歯の葉が揺れ、赤茶色した名も分からない草が、細々と繁っている。その場の光は優しく、青白い緑色した森の庭は、私の目線の先を一瞬止め、見続ける。やがて体と心を癒し、自然の懐に納まり、同化するような感覚に落ち入る。
自然はどこまでも大きく、そんな中で生きている人々の自然に対し、なんと謙虚で己の分を知っていることか。物質に価値を求めず、精神の豊かさを望む。他の一族の物を羨ましがらず、己の生きる分以上は求めない。そんな民族は真の地球人であろうと感じた。
2007.1.4(ある森の写真にて・・)
陽光のシャワーは大木の繁る森の奥深いところまで降り注ぐ。根元には青く輝く苔が地表を被い、大木の幹までも青くしている。所々に、淡い緑色をした羊歯の葉が揺れ、赤茶色した名も分からない草が、細々と繁っている。その場の光は優しく、青白い緑色した森の庭は、私の目線の先を一瞬止め、見続ける。やがて体と心を癒し、自然の懐に納まり、同化するような感覚に落ち入る。
自然はどこまでも大きく、そんな中で生きている人々の自然に対し、なんと謙虚で己の分を知っていることか。物質に価値を求めず、精神の豊かさを望む。他の一族の物を羨ましがらず、己の生きる分以上は求めない。そんな民族は真の地球人であろうと感じた。
2007.1.4(ある森の写真にて・・)
by yama3-blog
| 2007-01-10 06:55
| 個展・展覧会