2006年 01月 24日
制作思考-(1965.8.3 )の絵 |
私の目の前の景色は、木であり、建物であり、歩道を歩く人や、車道の車である。
だが、奥の建物の間には、肌を撫でる風や、音があり、梢の葉の隙間より淡い木漏れ日の光りが存在していて、ときに風は風景に動きを与える。光は色の鮮やかさやコントラスを付け、より物の存在を立体的に見せドラマチックに語る。キャンバスにその景色を写しとる対象物をジート眺めていると、建物の中やその向こうの景色の事、その先のことまでが気になり出す。それは遥か異国のことにまでおよんでしまい、二次元である油絵の世界で語るには、今の私のテクニックでは表現し切れず、ただ時間や絵具を重ねているに過ぎない。
元 北大工学部-風景 油彩 F30号
だが、奥の建物の間には、肌を撫でる風や、音があり、梢の葉の隙間より淡い木漏れ日の光りが存在していて、ときに風は風景に動きを与える。光は色の鮮やかさやコントラスを付け、より物の存在を立体的に見せドラマチックに語る。キャンバスにその景色を写しとる対象物をジート眺めていると、建物の中やその向こうの景色の事、その先のことまでが気になり出す。それは遥か異国のことにまでおよんでしまい、二次元である油絵の世界で語るには、今の私のテクニックでは表現し切れず、ただ時間や絵具を重ねているに過ぎない。
by yama3-blog
| 2006-01-24 20:54
| 制作思考