2015年 12月 27日
忘年会と云う集い |
この二三日 昔からの友人たちと忘年会と称して集う。55年以上の付き合いだから半世紀は経つ、忘年会の回数は大人になってからで少ないが、久しぶりに会う友人とは昔話と残り少ない人生の月日をどう過ごすかの話題になる。年月を多く重ねてきたが過ぎ去った日々の早さには驚いている。
しかし私自身の思いは、戦時中の最終時期に生まれ、変化多い中を過ごし、人類史上短期間に於いて文明や技術発展の速さ、情報伝達の激動時代を実体験できたことは貴重な経験となっている。それは、人間社会で生きるため実行動の中で見て聞いて失敗を重ね・・変化早い世の移り変わりを日々体得したことで、虚(言い伝え・想像や空想・小説等)の世界をも越えたと実感でき、神話ではないところの実の凄さであろう・・と考えられる。
だが、実を踏まない世代に代わると、現実に起きてきたことさえ虚となり神話の世界の出来事となって・・痛みを共なわない想像内の出来事となるのだろう。そうして実を求めて冒険が始まる。
by yama3-blog
| 2015-12-27 01:08
| 日々の中で