2014年 09月 06日
懐かしい板 |
アンティークの店で昔懐かしい板を見つけ、安かったのでつい買ってしまう。今の若い人たちには見たこともどう使うかも分からないだろうと思う。
飴屋の店先では大きな鍋からドロドロになった飴が澱粉粉のまかれた台の上で練られ、伸ばしては合わせられ、また伸ばし堅くなっていく・・そうして台の上で細く伸ばされた丸棒のようになった飴を大きなハサミでチョンチョン切っていく。そのままの形で売られる飴もあるが、堅くなる前にこの板で転がして真ん丸に整形され、小さい口の中一杯になる大きさだった。騒いでウルサイと口に入れられた覚えがある。確か一個一銭であったと思う。職人さんが沢山の飴を作っていて大きなガラス瓶に入れてあって、紙袋に何個か入れて売っていた。そんな光景を浮かび上がらせる品物である。
by yama3-blog
| 2014-09-06 19:52
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