2011年 03月 18日
鎮魂の歌 |
残されし者たち総てが唱う「旅発ちの歌」は精霊を讃える心で唱おう 。
貴女達の笑顔が眩しく輝いていた・・
心揺さぶる太い声が波止場で響き熱き貴男の眼差しが光っていた・・
三毛猫のタマがブチの鉄に追われていた・・
犬のシロもそこらの人たちに気を許し道端で横になっていた・・
花も虫も小鳥たちもその季節を彩り瑞々しい命の輝きに満ちていた 。
みんな当然なことのように幾世もそのように生きて来た 。
誰もが明日の豊かさを目指し今日の可能性に掛けていたのに・・、
一瞬の出来事が仮想の世界であってほしいと思わずにはいられない 。
ゲームも映像も仮想の時代にコノ時ばかりは現実だと思いたくない 。
残されたモノ達は、旅発った精霊の想いを背負って生きて行くのだから、
残されし者たち総てが唱う「旅発ちの歌」は精霊を讃える心で唱いたい 。
by yama3-blog
| 2011-03-18 23:27
| 詩文