2008年 09月 21日
構築物-煙突08 |
雪が降りだすと、半年は家にこもる生活を続けなければならない時代があって、今でもそうだが、ストーブは生きる為の生命線でもあった。いろり、火鉢、ストーブ、暖炉、ペチカ、オンドルなど、その家の主人の考え方によって形式も置き方も違っていた。そこは、個の生活文化の発祥のところで、知人以外は立ち入ることのできない領域である。外の煙突のあつらえ方と煙突から出る煙の様子で計り知るしかなく、思いめぐらすだけの面白さを与える構築物である。 幌加内・小樽1997
by yama3-blog
| 2008-09-21 09:48
| 構築物