2011年 03月 03日
室蘭御崎町から:木炭バス |
4才頃、自宅の出窓の脇の柱に、日めくりカレンダーが掛かっていた。
毎日一枚剥がすのが幼い私の日課の様になっていて、或る日いつもの
ように出窓に上がり一枚取って降りようとしたら滑って落ちてしまう。
そうして左腕を折ってしまった。母は急ぎ母恋駅から新富町の方にあ
った整骨院へ連れて行き、折れた腕を思いっきり引っ張られ添え木を
あてられ包帯でグルグル巻きにされる治療を受けた。そうして治るま
で何回か通ったことを覚えているが、痛かったことよりは整骨院へ通
った時に乗った木炭バスのことを時々思い出す。
ボンネットバスの後ろに筒状のボイラーを付けて煙を吐きながら坂道
をヨレヨレ〜と、あえぎながらユックリと走っていたのを思い出す。
時々坂の途中で止まり大人の男達がバスから降りて皆で車体を押しな
がら進んだのを覚えている。何故か文句も出ず、それが当り前のコト
として過ごしていた時代を思い出すと、何故かユッタリとした気持に
なるのは郷愁だけではなさそうだ!!
記憶の中の木炭バスにかなり近い資料です。
※ 昭和からの贈りもの 時代の出来事より転写
毎日一枚剥がすのが幼い私の日課の様になっていて、或る日いつもの
ように出窓に上がり一枚取って降りようとしたら滑って落ちてしまう。
そうして左腕を折ってしまった。母は急ぎ母恋駅から新富町の方にあ
った整骨院へ連れて行き、折れた腕を思いっきり引っ張られ添え木を
あてられ包帯でグルグル巻きにされる治療を受けた。そうして治るま
で何回か通ったことを覚えているが、痛かったことよりは整骨院へ通
った時に乗った木炭バスのことを時々思い出す。
ボンネットバスの後ろに筒状のボイラーを付けて煙を吐きながら坂道
をヨレヨレ〜と、あえぎながらユックリと走っていたのを思い出す。
時々坂の途中で止まり大人の男達がバスから降りて皆で車体を押しな
がら進んだのを覚えている。何故か文句も出ず、それが当り前のコト
として過ごしていた時代を思い出すと、何故かユッタリとした気持に
なるのは郷愁だけではなさそうだ!!
記憶の中の木炭バスにかなり近い資料です。
※ 昭和からの贈りもの 時代の出来事より転写
by yama3-blog
| 2011-03-03 00:01
| 室蘭市御崎町から